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校正
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トラブルシューティング
8022690 | SICK
Subject to change without notice
通常センサは、プラスチック壁では約 0.5 – 6 mm、およびガラス壁では約 0.5 –
4 mm の距離で校正なしで使用することができます。
工場出荷時設定 (金属製のターゲットまで約 2 mm の距離で満杯の状態を学習済
み) では十分ではない場合、ケーブルを介してセンサをティーチインできます。
満杯状態での校正
殆どのアプリケーションでは、タンクや管が満杯の状態で校正するだけで十分で
す。
様々な液体タイプまたは幅広い温度範囲のアプリケーションでは、センサの表面を
半分覆ってセンサのティーチインを行うと有意な場合があります。
空状態での校正
殆どのアプリケーションでは、タンクや管が空の状態で校正するだけで十分です。
堆積物、泡残留物または湿気が生じるアプリケーションでは、残留物が存在したま
ま校正することができます。
校正モード
表 32: ティーチインモード
ティーチインモ
ティーチイン手
ード
順
満杯状態
ET: ピン 2 また
は白い芯線を L
+につなげます
空状態
校正キャンセル
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
LED 表示灯/故障パターン
緑色の LED は点灯せず、黄色
の LED が点滅します (4 Hz、
最低 1 秒)
ティーチイン時
LED 表示
間
> 2 s ... < 7 s
緑色の LED が点
滅 (1 Hz)、黄色
の LED は消えま
す
> 7 s ... < 12 s
緑色の LED が点
滅 (1 Hz)、黄色
の LED が点灯し
ます
> 14 s
原因
出力短絡または入力電圧が
10 V 未満
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校正
結果
黄色の LED が
1 Hz で 3 回点滅
します
黄色の LED が
1 Hz で 3 回点滅
します
スイッチング設
定値は変化しま
せん。緑色の
LED が消え、黄
色の LED が点滅
します (4 Hz)
対策
出力の配線または供給電圧
を点検してください
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