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Removable Airbag System 3.0
6.3 注記
– カートリッジは使用後必ず、 交換または再充填してく
ださい。 充填の方法については、 ウェブサイトを参照
してください。
mammut.com/airbags
– 使用時は必ず前もって充填圧力を確認してください。
– マムートのエアバッグには、 マムートまたは Snowpulse
のカートリッジのみを使用してください。
– カートリッジは温度が高くなる場所(直射日光のあた
る場所、 オーブンなど)に置かないでください。
– カートリッジは所定の温度範囲(-30~+40 ° C)内での
み使用してください。
– カートリッジが破損しないよう注意してください。 破
損したカートリッジは必ず交換してください。
– カートリッジは(回らなくなるまで)回してエアバッグシ
ステムに取り付けてください(黒いゴムシールが見え
ない状態)。
– カートリッジは必ずベルクロでバックパックに固定して
ください。
7.雪崩エアバッグの空輸
マムートの雪崩エアバッグは普通、 空輸可能です(アメリ
カでは特別の規制が適用されます)。 雪崩エアバッグ用
の圧力カートリッジは危険物に分類されます。 そのため
空輸する場合は、 特別の規制が適用されます。
雪崩エアバッグの空輸に関する最新情報はこちらをご
覧ください。
mammut.com/airbags-travel
J
A
8.カートリッジのレンタルステーション
当社では、 カートリッジのレンタルステーションを多数
設けています。 そのため、 雪崩エアバッグを輸送する際
も安心です。 カートリッジは便利な現地レンタルをご利
用ください。
レンタルステーションのリストはこちらをご覧ください。
mammut.com/airbags-travel
9.お手入れ、 メンテナンス、 その他
9.1 クリーニング
マムートの雪崩エアバッグは水以外で洗わないでくださ
い。 溶剤は使用しないでください。 洗った後、 再使用で
きるように完全に乾燥させます。 乾燥は屋外で行いま
す。 エアバッグを平らに広げます。 乾燥の際、 直射日光
にあてないでください。 また、 回転式乾燥機やヒーター
の使用も避けてください。
9.2 メンテナンスおよび廃棄処分
雪崩エアバッグは定期的なメンテナンスをお勧めします。
使用の前後に必ず、 破損している箇所や傷んでいる箇
所がないか確認します。
注意点:
01 エアバックシステムが正しく取り付けられ(セクション
5.3 を参照)、 折りたたまれている(セクション 5.2 を参
照)ことを確認します。
02 カートリッジの圧力が適切であること、 カートリッジ
がしっかり取り付けられていること(黒いゴムシールが
見えない状態)を確認します (セクション 5.1 を参照)。
03 シーズンごとに少なくとも 1 回は展開の練習をして
おきます。 展開の練習には、 空のカートリッジまたは
トリガーテストツールを使用します。 正常に展開でき
たら、 「カチッ」 という音がします(セクション 5.6 を
参照)。
04 エアバッグに穴や傷んでいる箇所がないか確認しま
す。
05 エアバッグが湿っている場合は、 平らに広げ乾燥さ
せます。
06 エアバッグシステムに破損している箇所(ハウジング
にひびが入っている、 へこみ、 糸のほつれ/ほころび
があるなど)がないか確認します。
07 バックパックとショルダーストラップ、 ヒップベルトに
穴や傷んでいる箇所、 縫い目のほつれなどがないか
確認します。
破損している箇所があることにお気付きの場合、 その
他製品の信頼性に不安をお持ちの場合は、 カスタマー
サービスまでご連絡ください。 破損した装具は適切に
廃棄処分するか、 ご使用になる前に当社カスタマーサー
ビスまで修理をご依頼ください。 本書では明記されて
いませんが、 ご自身で製品を修理または改変すること
は禁じられています。
9.3 雪崩で使用した後のメンテナンス
雪崩エアバッグは雪崩で使用すると、 そのときに受け
る凄まじい力によって破損することがあります。 そのた
め、 雪崩で使用した後はメンテナンスが必要です。 メン
テナンスはマムートカスタマーサービスまでご依頼くだ
さい。 取扱店またはマムートカスタマーサービスまでご
連絡いただければ、 エアバッグの点検またはメンテナン
スを手配させていただきます。
9.4 保管
マムートの雪崩エアバッグは低温で乾燥した場所に保管
してください。
長期にわたり保管する場合は、 カートリッジを取り外
します。 カートリッジは低温で乾燥した場所に保管しま
す。 カートリッジ保管の際はカートリッジカバーをつけ
るか、 元のパッケージに入れてください。
9.5 耐用年数
雪崩エアバッグは、 保管状態が最適で使用頻度が低い
場合、 製造後10年または展開回数40回(カートリッジの
有無は関係なし)を限度に交換します。 製品の耐用年数
は、 使用頻度や取り扱い、 気候などさまざまな要因に
よって異なるため、 正確に予測することはできません。
次の表は耐用年数の目安です。
使用頻度、 年間の使用日数(保管状
態が最適な場合)
ほとんど使用しない
年間に10回未満
ときどき使用
年間に10~40回
頻繁に使用
年間に40~80回
常時使用
年間に80回
耐用年数の目安
最大10年
5~7年
3~5年
1~3年