図 1: 空気の供給
A – レシーバー タンク、最小151 リットル
(40ガロン)
B – コンプレッサー(十分な容量のもの)
C – 排水(毎日)
D – パイプおよび継手(最小1.27 mm (1/2イ
ンチ)
E – 上部の空気取り入れ口
F – 遮断弁(簡単に届く場所に設置)
G – フィルター
H – 空気レギュレーター(作業圧に設定)
I – 注油器
J – エアツールの接続
K – 低い位置、水のトラップ
L – 排水(毎日)
パイプ システム
パイ プシステムは、 最大のフロー状態で過度の圧
力降下を防ぐため、 十分な大きさが必要です。 毎
日排水できない水がたまる低い位置がなくなるよ
う、 すべてのパイ プ接続器具およびホースの開口
部は12.7 mm (1/2イ ンチ) とします。 内径が9.5
mm (3/8イ ンチ) 未満のエアホース、 または長すぎ
るエアホースは使用しないでください。 最大フロー
状態で圧力が低下すると、 性能が低下することが
あります。
√ 接続部の気密性を高めるためのアクセサリーを
利用できます。 このダイグラインダーを使用する
際には、 Snap-on AHC24 クイ ックカプラー並びに
AHC24MおよびAHC24F アダプターを装着する
ことをお勧めします。
エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは、 ツール稼働時に、 各排気口
から3.8 cfm (27 SCFM) の圧縮空気を90 psig
(6.2バール、 620 kPa) で供給するのに十分な能
力が必要です。 レシーバー タンクには、 各エアツ
ールのサージ バランスをとるため、 十分な容量が
必要です。
フィルター
ダイグライ ンダーで清潔な空気を使用できるよ
う、 Snap-on AHR414Aフィルターまたは相当品
を使用してください。 水、 埃、 湯垢などが浸入する
と、 これらが研摩剤のように作用して、 ダイグライ
ンダーに損傷を与える可能性があります。 フィル
ター装置は、 コンプレッサーと空気レギュレータ
ー、 空気注油器の間に取り付けます。
空気レギュレーター
ダイグラインダーが正しく動作するには、 調整され
た空圧が必要です。 Snap-on AHR416レギュレ
ーターまたは相当品では、 空気圧を推奨空気圧
である90 psig (620 kPa) に調整し、 この空気圧
を維持できます。 空圧がこの値を下回ると効率が
ZPTGR200CE Rev F
JA
JA
低下します。 また、 空圧がこの値を超えると、 回転
数が定格能力を超えて上昇するため、 危険な状
況が発生しダイグラインダーが損傷するおそれが
あります。 通常の状態でグラインダーを使用しな
がら、 レギュレーターで空気圧を確認してくださ
い。
空気ライン注油器
√ 空気の遮断や性能の低下を招く おそれがある
ため、 粘度の高い油を使用しないでください。
ダイグライ ンダーモータの潤滑には、 Snap-on
AHR418注油器などの空気ライン注油器を使用
することをお勧めします。 また、 Snap-on IM6エア
モーター オイルまたはSAE-10Wグレードのオイ
ルを使用してください。
空気ライン注油器を使用しない場合は、 毎日使用
する前に、 3.75 ml (1/8 オンス) のIM6エアモータ
ー オイルをダイグラインダーの空気注入口に注し
て、 エアモーターを潤滑してください。 IM6オイル
は、 エアツール用に製造されており、 洗浄溶剤は
必要ありません。
フラッシング
装置の動作が遅くなったように感じられる場合
は、 毎日使用前と作業終了時に、 IM6エアモーター
オイルをダイグラインダーの給気口に3〜4滴ずつ
注油します。
潤滑
8時間操作するごとに、 Snap-on YA190DISグリ
スを使用して、 アングルヘッ ド上のグリスフィ ッティ
ングを通じて、 PT210Aのギアに注油してくださ
い。
空気ろ過器
空気ろ過器は、 ダイグライ ンダーの後方にある取
り外し可能な給気口のブッシングに組み込まれて
います。 これを清掃する場合、 ブッシングを取り外
し、 エアホースを使用してスク リーンおよびブッシ
ングからゴミやその他の微片を除去します。 給気
口のブッシングを再度取り付ける前に、 Oリングに
損傷がないか点検してください。 損傷している場
合は、 エア漏れを防ぐために、 Oリングを新品に交
換してください。 給気口のブッシングを11.3N
m (90-150 lb. ins.) のトルク値で締め付けます。
出力調整器/調速器
ダイグラインダーは、 作業者の位置から
見て時計回りに動作します。
ダイグライ ンダーの出力および回転数は、 スロッ ト
ルレバー反対側の、 本体側にある調整器スク リ ュ
ーを回して調整することができます。 この出力調
整器/調速器の10段階の設定により、 約10,000
〜23,000rpm) の範囲内で回転数を自由に選択で
きます。 このスク リ ューを時計回りに回すと出力が
大きくなり、 回転数も速くなります。 また、 反時計回
りに回すと出力が小さ くなり、 回転数も遅くなりま
す。
排気デフレクター
排気デフレクターは、 ダイグラインダーの背面に取
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