第 2 章 デバイスの構成
デフォルトでは、wireless1 インターフェースは Wzone1 ゾーンにバインドされており、IP
アドレスは割り当てられていません。wireless1 インターフェースを使用する場合は、IP ア
ドレスを設定する必要があります。詳細については、NetScreen-5GT Wireless Reference
Guide を参照してください。
NetScreen デバイスは Trust ゾーンのデバイスから発信されたインターネットへのあらゆる
タイプのトラフィックを許可しますが、インターネットから発信されたトラフィックがネッ
トワークへと到達することを許可しません。この他の制限を構成することもできますが、詳
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細については
ワイヤレスネットワークの構成
ワイヤレスネットワークは、SSIDs (Service Set Identifiers) として参照される名前で構成さ
れています。SSID を指定すると、同じ位置に複数のワイヤレスネットワークを持つことが
できます。各デバイスには最大 8 つの SSID を設定できます。SSID の名前を設定してその
属性を設定することができます。
SSID の名前に netscreen open と設定するには、ワイヤレスネットワーク接続を許可し
て、wireless2 インターフェースをアクティブにします。
WebUI
Wireless > SSID > New: 次のように入力してから OK をクリックします。
SSID: "netscreen open"
Wireless Interface Binding: wireless2 ( 選択 )
Activate Changes > Activate Changes ボタンをクリックします。
CLI
set ssid name "netscreen open"
set ssid "netscreen open" authentication open encryption
none
set ssid "netscreen open" interface wireless2
exec wlan reactivate
wireless2 インターフェースに SSID を設定すると、デバイスを構成するための手順
ページの「デバイスのアクセス」に従って、デフォルトの wireless2 インターフェース IP
アドレスを使用してアクセスすることができます。構成例、SSID 属性、ワイヤレスセキュ
リティ構成に関する CLI コマンドの詳細については、NetScreen-5GT Wireless Reference
Guide を参照してください。
180
ページの「他のポリシーの構成」を参照してください。
175
ユーザーズガイド