DX2.5 は圧縮空気を 充填 することができ、これにより携帯使用が可能となります。
• 吸込みホースを外し、圧縮空気管を接続してください。
• 操作ハンドルを吸込み位置まで回し、圧力ゲージの値がグリーンゾーンになるまでその位置に保持してください。 それからハ
ンドルをニュートラル位置に戻して、圧縮空気管を外してください。 これで DX2.5 は携帯使用の用意ができました。
注意! ユニットを 一度の圧縮空気充填で携帯使用できる時間は、フルードの粘度と空気充填量によって異なります。
故障かなと思ったら
数秒間ブリーディングした後、ホース内に気泡が残っている。
これは正常です。 バキュームエアブリーディングを用いると、少量の
空気がエアブリーディングスクリューのねじ部に入り込み、これがしみ
出てホース内に気泡を発生させます。これはブリーディング結果には何
の影響もありません。 空気の浸入を防ぐには、ねじ部に少量のシリコ
ングリースを塗ってください。 ブレーキペダルがかたくなったら、エ
アブリーディングが完了したことを示します。
ホースまたは容器内にフルードが見えない。
1. エアブリーディングスクリューにゴミや異物が詰まっていませんか?
必要なら分解して清掃してください。
2. 自動車にブレーキレギュレーターが装着されていますか? レギュレ
ーターがフルブレーキ位置にセットされていることを確かめてくだ
さい。
3. ブレーキシステムに十分ブレーキフルードがありますか? ブレーキ
フルードタンク内の液面をチェックし、必要ならブレーキフルード
を補充してください。 自動フルード補充装置を用いている場合は、
確実に接続されているか確かめてください。
ホース内にフルードが見えるけれども、吸込み作用が弱い。
DX2.5は十分な真空度を生み出すことができない。
1. システムが目詰まりしていて、動作圧力が許容限度の 5.5 bar より低
下していませんか?
コンプレッサー、ホース(内径が十分か)、および接続部を点検し、必
要なら取り換えてください。 ユニットの目詰まりを防止するため、
フィルターに通した乾いた圧縮空気を使用してください。
2. 容器のシールが損傷していませんか? 点検して必要なら取り換えて
ください。
3. 接続部のゴムや吸込みホースが傷んでいませんか?
4. 吸込みホースはカバーのカップリングに正しく接続されていますか?
操作ハンドルを吸込み位置から戻したのに、DX2.5 はサイホン作用によ
ってフルードを排出しつづけている。
1. いったん操作ハンドルを排出位置に回してから吸込み位置に回し、
最後にニュートラルの位置に戻すと、サイホン作用は止まります。
補充用アクセサリーキット
Part No. 12 016 2400
ブリーディングを作業員ひとりで効率的に行な
えるようにするフルード補充ボトルのキットで
す。 これを用いると、ブリーディング作業の
間、ブレーキフルードタンク内の液面をチェッ
クする必要がなく、またブレーキシステム内に
空気が吸い込まれるのを防ぐことができます。
延長ホース
Part No. 12 016 2450
狭いエンジンスペース(ミニバンなど)の、手の
届きにくいブレーキフルードタンクも、これで
アクセスが可能になります。
オートアクセサリーキット
Part No. 12 016 2200
フルード補充ボトル、ブリーディングホー
ス、および丸い蓋からなり、通常のブレーキ
ブリーディング、狭い場所でのクラッチ/リバ
ース部リーディングに使用します。
Part No. 12 016 7055
ブレーキブリーダーホース一式
Part No. 12 016 7053
容器シール
圧縮空気に接続しない携帯使用法
アクセサリー
予備部品
汎用アダプター
エンプティングホース、1 メートル
J
圧力ゲージはマイナスとプラスの間、0位置を示すはずです。
DX2.5 がエアブリーディング中に止まってしまう。
1. ユニットがフルードでいっぱいになっているため、フロートが閉じ
ている場合は、フルードを空ける必要があります。
2. あまりに多くの空気が容器内に吸い込まれています。 この場合スプ
ラッシュ(飛沫)が発生して、フロートが閉じることがあります。 ハ
ンドルを圧力位置に回した後素早くニュートラル位置に戻すと、フ
ロートが開きます。
3. ユニットを非常に低い温度で使用し、しかも工場の空気の湿度が高
い。 ユニットを室温に戻してください。
保守
ブレーキブリーダーはつねに清浄に保ち、必要なときはシールを交換
してください。 それ以外に保守の必要はありません。 注意! 清掃のた
めに容器を取り外すときは、その前にシステムが加圧されていないこ
とを確認してください。
廃液の処分
ブレーキフルードは環境に有害です。 廃液の処分は現地の法規にした
がって行なってください。
テクニカルデータ
動作圧力:
真空度:
接続部のねじ山:
容器の容積:
温度範囲:
騒音レベル:
空気消費量、負圧時:
空気消費量、加圧時:
保証
現行保証条件に準拠します。
フルードアクセサリーキット
Part No. 12 016 2100
フルード排出用の吸込みホースと2本の吸込管(1本は
曲げ可能、1本はフレキシブルな管)からなります。
MC アクセサリーキット
Part No. 12 016 2300
フルード補充ボトル、ブリーディングホースと、
大部分のモーターバイクに適合するタンクアダプ
ター、それにツインキャリパーシステム用のY字
ホースからなります。
Part No. 12 018 0900
Part No. 12 016 7054
5,5 ‒ 12 bar (79 ‒ 174 PSI)
Max 85%
¼"
2,5 リットル (2,6 qts)
-20 C to +60 C (-4 F to +140 F)
79 dBA at 6 bar
80 l/min at 6 bar (2.8 CFM at 87 PSI)
35 l/min at 6 bar (1.2 CFM at 87 PSI)
Part No. 12 016 7052
容器、2,5 リットル
(J) 30