5.2 大腿ソケットのラミネーション
>
必要な工具と材料:
711S4* ベンディングアイロン、99B81 PVA バッグ、623T3 ペルロンス
トッキネット、616B1
フェルト、616G12 カーボンファイバーシート、616G15 カーボンファイ
バーストッキネット、617H119 オルソクリル注型用樹脂 PRO
1) 「ネジ式コネクター」に記載された説明に従ってネジ式コネクターを取
付けます(205 ページ参照)。
2) PVA バッグを陽性モデルの上に被せます。
3) ダクロンフェルトを1層被せ、縁部に沿うようにフェルト布をしっかり
と延ばします。
4) 更にペルロンストッキネットを2層被せます。
5) 3層のカーボンファイバーシート(およそ15 cm x 15 cm )を、モデルの
遠位端部分に置きます。
6) 更にペルロンストッキネットを2層被せます。
7) PVA バッグを被せます。
8) オルソクリル注型用樹脂を使用してラミネーションを行ってください。
9) ラミネーション樹脂が硬化したら、PVA バッグを取外します。
10) 備考:
予め屈曲角度が付いたアンカーアームが後方にくるようにしてく
ださい。
APおよびML面で正しい位置にくるよう、ラミネーションアンカーを位
置決めします。クランプのネジ部分が、前方および後方にこないように
してください。
11) 条件を満たすよう、適切なアライメント位置にラミネーションアン
カーを設定し、ソケット端末に設置します。
12) オプション:ベンディングアイロン(ハッカー)を使用して、ラミ
ネーションアンカーのアンカーアームをモデルに沿うように調整しま
す。
13) 「ラミネーションダミーの取付」(ラミネーションダミーの取付)に記
載された指示に従って、ラミネーションダミーを取付けてください。
14) シーリング樹脂とタルカムパウダーを混合した補強材を使用してラミ
ネーションアンカーを固定します。
15) ペルロンストッキネット1層を陽性モデルの上から被せます。
16) 2層のカーボンファイバーシート(およそ15 cm
ネーションアンカーアームの周辺に配置します。
17) ペルロンストッキネット1層を上から被せます。
18) 2層のカーボンファイバーストッキネットを被せます。
19) 更に2層のペルロンストッキネットを被せ、ラミネーションアンカーの
止めネジの下で結びます。
20) PVA バッグを上に被せます。
206 | Ottobock
カーボンファイバー帯ひも、616G6
ダクロン
x
15 cm)をラミ