12) シリンダー内部とバルブブッシュの
GLY 801 を塗ります。
13) 注記! ダックビルバルブにグリースが付かないよう注意してください。
ダックビルバルブを逆さまにして(尖っている方を先にして)バルブ
ブッシュに挿入します(画像参照 19)。
14) バルブブッシュを義肢ソケットにネジ止めします(画像参照 20、トルク
値:3 Nm)。
15) シリンダーの奥までピストンを挿入します(画像参照 21)。
16) シリンダーの溝にストップリングを挿入して、取付レンチで締めます
(画像参照 22)。
6 使用方法
注意
シーリングスリーブをせずに製品を使った場合に発生する危険性
ネジが緩み、予期せず装着者が負傷するおそれがあります。
► 製品は必ずシーリングスリーブと一緒に使ってください。そうするこ
とで陰圧が生まれます。
6.1 義肢の装着
1) 末端部が断端の長軸に合うように、ライナーを当ててください。軟部組
織が移動しないように気をつけながら、しわを寄せないようにしてライ
ナーを断端に被せます。
2) ライナーと一緒にソケットの中にスライドさせます。ダイナミック
キュームシステムのピストン部の磁石を、ライナーにある金属製のカウ
ンターピースに接触させます。
3) シーリングスリーブをソケットの上から被せます。
6.2 義肢の取り外し
1) シーリングスリーブをソケットの上まで巻き下げます。
2) ライナーを装着したまま断端をソケットから引き抜きます。
7 お手入れ方法
注意
別の装着者への再使用および不適切な管理により生じる不具合
細菌などの発生により、皮膚刺激、湿疹または感染症をおこすおそれがあ
ります。
► 本製品は1人の装着者にのみご使用ください。
► 定期的にお手入れを行ってください。
O-リングに合成潤滑剤
Polylub
バ
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