LITTORA 200
取扱説明書
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音の拡散の使用(天井)
バックグラウンドを流すために使用する場合(各スピーカーが他のスピーカーとは独立して作動)は、ニーズやスペ
ース内の制約に応じてスピーカーを設置することができます。ただし、低周波レベルの超過を防ぐために、スピーカ
ーを壁や部屋の隅に近づけ過ぎないようご注意ください。
取り付け前の配線
ケーブルの敷設が完了して初めてスピーカーの組み立てを検討することができます。製品をスムーズに接続できるよ
う、ケーブルの長さを十分に取っているかご確認ください。ラウドスピーカーの極性 (+/-) を尊重するために、マー
クが付いたケーブルを使用することを推奨します。距離に適した長さと太さのケーブルをお選びください。販売員が
アドバイス致します。
設置
設置する面の種類にかかわらず(壁、天井など)、スピーカーを設置および固定する際は、その面および/またはホ
ルダーに適応する設置、整備、安全、配線の条件および規格を満たした方法で実施してください。また、本体が振
動することで、取付器具に損傷を与える可能性があります。こうした理由から、設置および安全規格を熟知している
有資格の技術者に、適切な設置作業を依頼してください。Focalは、スピーカーのあらゆる設置作業に関して保証せ
ず、スピーカーの設置は、お客様自身の自己責任でなされるものであるとします。したがって、スピーカーの設置に
関するトラブル、剥離、転落、事故、および/または如何なる種類の結果または損傷に対しても、Focalは一切の責任
を負いかねます。
スピーカーを取り付ける前に、天井/壁/床の設置予定場所が例えば換気ダクト管や、その他設置に影響を及ぼす恐れ
のあるケーブルなどで塞いでいないか確認してください。設置に適した場所を決定する際、適切なツールを使用して
ください。
これらの製品はIP65認証を受けており、高い防水•防塵性能を備えています。しかしながら、本製品をより長くご利
用いただくためには、水から離れた場所で使用するようお勧めします。水没は厳禁です。水害等が起こった場合は、
数時間待ってから電源へ接続するよう推奨します。自然乾燥することで、通常の音響機能を取り戻すことができま
す。
アクセサリーとして販売されている傾斜型ホルダー(6、8、10インチ)にスピーカーユニットを設置することが可能
です。これらのホルダーは、設置されたスピーカーユニットを30°傾斜させることができます。
既存の建物
•製品を設置するのに十分な厚さが天井/壁にあるか確認してください。
•ケーブルの敷設が完了してから、スピーカーの取りつけを検討してください。完璧な防水•防塵性を確保するため
には、付属されたケーブルで接続してください(図2)。製品をスムーズに接続できるよう、ケーブルの長さを十分
とってあるか確認してください(約50 cm)(図3)。スピーカーユニットの極性を尊重するために、 (+/-) マークが
付いたケーブルを使用するようお勧めします。距離に適した品質と太さのケーブルをお選びください。販売員がアド
バイス致します。
•壁と天井へスピーカーを固定する際、回転式の取付ブラケットを用います。そのためにはスピーカーを穴に挿入
し、プラスドライバーまたは電動ドライバーで取付ブラケットのネジを時計回りに締めます。電動ドライバーを使用
する場合は、取付ブラケットを損傷することのないよう、締付トルクを低い値に設定してください(図5)。抵抗を
感じるまでネジを締めると、スピーカーの固定は十分です。
新築
•天井/壁に円形の穴をあけるために、適切な道具を使用してください(図1)。
•ケーブルを用意します。製品をスムーズに接続できるよう、ケーブルの長さを十分とってあるか確認してください
(約50 cm)。完璧な防水•防塵性を確保するためには、付属されたケーブルで接続してください(図2)。ラウドス
ピーカーの極性 (+/-) を尊重するために、マークが付いたケーブルを使用することを推奨します。距離に適した品質
と太さのケーブルをお選びください。販売員がアドバイス致します(図3)。
•スピーカーを壁に固定する際は、回転式の取付ブラケットを使用します。そのためにはスピーカーを穴に挿入し、
プラスドライバーまたは電動ドライバーで取付ブラケットのネジを時計回りに締めます。電動ドライバーを使用する
場合は、取付ブラケットを損傷することのないよう、締付トルクを低い値に設定してください(図5)。抵抗を感じ
るまでネジを締めると、スピーカーの固定は十分です。