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探知モード
本機にはいくつかの作動モードがあり、いつでも切
り替えることができます。
– レーザーレベル(水平 ×1)の照射
– レーザーレベル(垂直 ×1)の照射
– レーザーレベル(垂直 ×2)の照射
– レーザーレベル(水平 ×1、垂直 ×2)の照射
電源を入れると、本機は 1 本の水平レーザーレベル
を照射します。運転モードを切り替えるには、レー
ザー運転モードボタン 6 を押します。
全ての運転モードはオートレべリング機能の起動・
解除を可能としています。
パルスモード
レーザー受光器 16 を使用して作業するときに
は、 –選択した作動モード–に関係なく、パルスモー
ドを作動させることができます。
パルスモードでは、非常に高い周波数でレーザーラ
インが点滅し、レーザー受光器 16 で探知可能にな
ります。
パルスモードを作動させるには、4 ボタンを押しま
す。すると表示 5 が緑で点灯します。
パルスモードを作動させるとレーザーラインの視認
性が低下しますので、レーザー受光器を使用しない
で作業するときには、4 ボタンを再度押してパルス
モードを OFF にしてください。すると表示 5 が消
えます。
オートレベリング機能
オートレベリング機能の使用
メジャーリングツールを水平な安定した地面上に設
置するか、ホルダー 15 または三脚 23 に固定して
ください。
自動整準モードにするには、オン/オフスイッチ 7
を「「
On 」」にスライドします。
自動補正範囲が ±4° 以内の場合、 自動整準を行い
ます。レーザーラインが動作しなくなると、整準は
終了です。
自動整準が行えない場合(本機の設置面が水平面か
ら 4° 以上差異がある場合など) 、レーザーライン
は速い速度で点滅し始めます。信号音がオンになっ
ている場合は、信号音が速い間隔で鳴ります。
本機を水平に配置し、整準されるまで待ってくださ
い。本機が ±4° の自動補正範囲内にあれば、ただ
ちにレーザー光が持続的に照射され、シグナル音が
停止します。
Bosch Power Tools
運転中、メジャーリングツールに衝撃を与えたり位
置を変更したりすると、自動的に再度セルフレベリ
ングがおこなわれます。 再度レべリングをおこなっ
た場合には、水平または垂直レーザーラインが参照
点に一致しているかを再確認し、測定エラーを防い
でください。
オートレベリング機能を使用しない作業
固定ラインモードにするには、オン/オフスイッチ
7 を 「「
On 」」 にスライドします。 自動整準を OFF
にすると、表示 3 が赤く点灯し、レーザーラインが
ゆっくり点滅し続けます。
自動整準が OFF になっている場合、本機を手に持っ
て、または本機を傾斜した面に置いて測定すること
ができます。レーザーラインは必ずしも相互に垂直
に照射されなくなります。
水平精度
精度の影響
周囲の温度環境は測定精度に大きく影響を与えま
す。 特に、床面に近い部分における温度が外気温度
と異なると、レーザー光が適切に作用しなくなるこ
とがあります。
周囲温度と異なる温度層は床面付近で最も厚くなっ
ていることから、測定距離が 20 m を超える場合に
は必ず三脚を使用してください。 さらに、できるだ
けメジャーリングツールを作業面の中央に設置して
ください。
外的影響のほかに、機器固有の影響(落下や急激な
衝突など)によって誤差が生じることがあります。
作業開始前に毎回精度を確認してください。
まず水平レーザーラインの水平精度を点検し、次に
垂直レーザーラインの水平精度を点検します。
精度チェック中に検査結果が 1 回でも許容誤差を超
えた場合には、ボッシュ・カスタマーサービスへメ
ジャーリングツールのチェックをご依頼ください。
左右軸における水平レべリング精度のチェック
精度チェックをおこなうには、壁面(A および B)
にはさまれた干渉物のない測定距離(5 m)と安定し
た設置面が必要となります。
– 本機を壁 A の近くに三脚の上に設置するか、また
は安定した平坦な床面に置きます。自動整準モー
ドで本機の電源を入れます。水平レーザーレベル
ならびに垂直レーザーレベルが本機前方に照射さ
れる運転モードを選択します。
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