日本語 (JP) 取扱説明書
こ れはオ リ ジ ナル英語版の和訳です。
目次
1.
こ の文書中に使用 さ れてい る記号
2.
一般情報
3.
製品の説明
4.
ア プ リ ケーシ ョ ン
5.
フ ラ ッ シ ン グ液体
5.1 最大 フ ラ ッ シ ン グ液体 圧力 と 温度
6.
フ ラ ッ シ ン グ液体接続
7.
起動
8.
運転
8.1 液体の凍結防止 と ド レーン
9.
寸法
10. 廃棄処分
警告
設置作業に先立ち、 本書の設置方法、 運転方法の説
明を よ く 読んで下 さ い。 設置や運転に関 し ては、 関連
法規や技術基準に従 っ て行 っ て下 さ い。
1. こ の文書中に使用 さ れて い る記号
警告
安全上のご注意を お守 り 下 さ い。 死亡事故や重大な
傷害を招 く 恐れがあ り ます。
安全上のご注意を お守 り 下 さ い。 機器の損傷、 誤動
注意
作を招 く 恐れがあ り ます。
注意書きや取扱説明書を お読みいただ く と 、 作業の
注
簡易化や安全な取 り 扱いに役立ち ます。
2. 一般情報
こ れ ら の取扱説明書は、 標準 CR, CRI, CRNポ ン プ 取説 96462123
と CRN-SFポ ン プ 取説 96530119の補足です。
3. 製品の説明
こ の タ イ プのダ ブルシールは、 分離 し た シール室内で タ ン デム状
に配置 さ れた二つの軸シールを含みます。
こ のシールは以下の場合に使用 さ れます :
•
ポ ン プが負圧 (真空)で運転 さ れる場合。
•
結晶性液体(例えば 砂糖な ど)を揚液す る場合。
•
硬化性液体 (オ イ ル製品な ど)を揚液す る場合。
•
液温 +150℃ま での場合。
グルン ド フ ォ ス カ ー ト リ ッ ジ シールのみ使用可能で
注
す。
主シールが漏れてい る場合、 フ ラ ッ シ ン グ液体で フ ラ ッ シ ン グ さ
れます。
4. ア プ リ ケーシ ョ ン
シ ャ フ ト シールは、 次のグルン ド フ ォ ス性ポ ン プ に使用可能です :
CR
CR
CR
CR
CR
ポ ン プ型式
1s
1
3
5
10
CR
●
●
●
●
●
CRI
●
●
●
●
●
CRN
●
●
●
●
●
96
ページ
96
96
96
96
96
96
96
98
98
98
98
98
CR
CR
CR
CR
CR
CR
CR
CR
15
20
32
45
64
90
120
150
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
5. フ ラ ッ シ ン グ液体
フ ラ ッ シ ン グ液体は ア プ リ ケーシ ョ ン に よ り 選定 さ れ、 ポ ン プや
シ ャ フ ト シール材質を化学的にア タ ッ ク し ない様に し なければ行
け ません。
フ ラ ッ シ ン グ流量 も ま た ア プ リ ケーシ ョ ン に適合す る様に し な く
てはいけ ません。 (推奨流量 25-200 l/h)
警告
フ ラ ッ シ ン グ液体供給を 直接 公共水供給シ ス テムに
接続 し ないで く だ さ い。 各地域の規制に も 配慮 し な く
てはな り ません。
シール室を、 別の フ ラ ッ シ ン グ液体 タ ン ク に接続可能です。 こ の
よ う な場合、 製造者の取扱説明書を参照 し な く てはな り ません。
5.1 最大 フ ラ ッ シ ン グ液体 圧力 と 温度
シ ャ フ ト シールの構造に よ り 、 シールチ ャ ンバー内部の圧力は
25barを超え てはいけ ません。 バ リ ア液体の圧力は、 常に 揚液 さ れ
る液体圧力よ り 1.5-2bar 高 く な く てはな り ません。
フ ラ ッ シ ン グ液体の最高温度は、 シ ャ フ ト シールのゴム材質に依
存 し ます。
シ ャ フ ト シール
EPDM
FKM
FFKM
FXM
6. フ ラ ッ シ ン グ液体接続
図面で使用 さ れる文字の凡例 :
位置 A = ポ ン プ揚液。
位置 C/D = 出口、 フ ラ ッ シ ン グ液体。
位置 E = 入口、 フ ラ ッ シ ン グ液体、 CR, CRN, CRI 1-20 及び
CRN 120-150 (CR と CRN 32-90)。
図4,
5
及び6は, フ ラ ッ シ ン グ液体用シールチ ャ ンバー接続を示 し
ます。 こ れ ら の図には、 ま た セ ンサーの取付け位置 も 示 し ます。
(pos. A), 交換が必要な場合。
最小 1 メ ー タ ー
C/D
出口 1/2"
図 1
フ ラ ッ シ ン グ液体を循環す る際の タ ン デムシール配置
図
1
では、 フ ラ ッ シ ン グ液体は 上にあ る タ ン ク と ポ ン プの間を自
然循環 し ます。 熱せ ら れた フ ラ ッ シ ン グ液は, シールチ ャ ンバーか
ら タ ン ク へ 上 り 、 そ こ で 冷却 さ れます。 冷却 さ れた フ ラ ッ シ ン グ
液体は シールチ ャ ンバーへ戻 り ま す。
高温では、 フ ラ ッ シ ン グ液体の循環はシ ャ フ ト シールのシール面
を冷却 し 、 ノ イ ズ を軽減 し ます。
最高温度 [℃]
+120
+90
+120
+120
E
入口 1/2"