SMA INVERTER MANAGER Instrucciones De Instalación página 167

SMA Solar Technology AG
5.2.10 ピークカットを自家消費量増加で設定 (Multi-Use)
図 27LCS-Tool - ピークカット機能の設定
情報
この機能は、バッテリー内蔵システムでの
み使用可能です。
• 推奨事項：太陽光発電システムで、この
機能を無効の状態にしておきます。
ピークカット機能と Janitza electronics GmbH 製
Power Analyzer UMG 604-PRO を使って、系統連系
点での電力取引における Sunny Tripower Storage 60
の挙動を最適化できますし、エネルギーコストを
削減できます。SoC threshold パラメータを追加す
ると、ピークカット機能と自家消費量増加を組み
合わせられるようになります。これにより、エネ
ルギーコストをさらに抑えることが可能です。
SOC threshold パラメータはバッテリーの使用範囲
を SOC threshold 以上の範囲と SOC threshold を下回
る範囲の 2 つに分けます。この 2 つのサブ範囲で
は、[Consumption Limit] と [Feed-In Limit] にそれぞれ異
なる値を入力できます。
ピークカットの入力値
消費制限値は、系統から得られる最大電力を指定
するパラメータです。この電力を超えると、スト
レージ システムが、放電してピークカットを行い
ます。売電制限値は、ストレージ システムが放電
する電力を指定するパラメータです。この値は希
望するピーク負荷によって異なり、設計と試運転
調整時にアプリケーションに適合させる必要があ
ります。
SMA Inverter Manager は [Consumption Limit] の入力値
を正の値として、[Feed-in Limit] の入力値を負の値
として認識します。
SMA Inverter Manager がたとえば系統参照電力を
+50 kW に制限し、系統参照電力 +10 kW 以下で
バッテリーを充電しなければならない場合、50
の値を [Consumption Limit] に、-10 の値を [Feed-in
Limit] に入力します。
設置説明書
ピークカットを有効にするため、以下の条件を守
り、値を設定する必要があります。
• ピークカットはバッテリー内蔵型パワーコン
ディショナの出力電力を超えないこと
• ピーク負荷のエネルギーがバッテリー容量を
超えないこと
• 充電する電力が放電する電力 D より大きいこ
と
• 負荷または発電プロファイルに大きな変更が
ある場合、パラメータを対応するよう調整す
ること
自家消費量増加の入力値 :
[Consumption Limit] と [Feed-in Limit] の値が 0 に設定
されている場合、これは従来のピークカットがな
い電力の自家消費量増加に対応します。
FNN 技術情報
ドイツでは FNN 発行の技術情報「Connecting
and operating storage units in low voltage networks
（低電圧ネットワークにおける蓄電池ユニッ
トの接続と運転） 」 （2016 年 10 月）に従い、
EEG および KWKG に準拠する FIT スキームに
おいて適格とされるシステムは蓄電ユニッ
トから系統にエネルギーを給電することは
できません。確実に行うには、[Consumption
Limit] の入力値を負の数値にしてはいけませ
ん。
手順：
1. LCS ツールを起動します。
2. ［ Installer］してログインします。
3. ［ Setup］メニューを開きます。
4. [Power Management] メニューで、[Peak Load
Shaving] の機能を有効にします。これには、
［On］ボタンをクリックします。
5. [SoC threshold] に希望の値を入力します。
5 LCS ツール
IMVIOBOX-IA-xx-19 167