定格電圧
このIFUに適用される電気手術器具の最大反復電圧は 1kVp です。
注:電気手術器具用発電機が故障すると意図せずに出力電力が高くなるこ
とがあります。
電極ケーブルの互換性
Snowden-Pencer 単極電気手術器具はユニバーサルプラグ付きのUnipolar
Bovie Cord (88-9199) またはその同等品と互換性があります。
処理前の指示
使用前2時間以内に器具のクリーニングを開始してください。
器具は病院で定められている搬送規則に従って搬送します。
使用後ただちに器具を拭くか水ですすぎ、大きな汚れを取り除きます。
器具はすべて完全に開いた状態で処理してください。
フラッシュポートはすべて、完全に開いた状態でなければなりません。
手動洗浄
(手順 5、6、7、9、11 は、内腔装置のみに必要です。)
1. 洗浄を開始する前に、必ず前処理手順をすべて実施します。
2. メ ーカーの指示に従って、温度範囲 27°C ~ 44°C(81°F ~ 111°F)
の飲料水を使用して、酵素 / 中性洗浄液を用意します。
3. フ ラッシュポートを開放して、装置を開放 / 弛緩状態にします。 装置
を洗浄液に完全に浸して、少なくとも 5 分間そのままにします。 浸漬
を始める際に、すべての可動部を作動させます。
4. 毛 先の柔らかいブラシを使用して、装置から視認できる汚れをすべて
取り除きます。 ブラッシング中に装置を作動させ、ヒンジ、隙間、そ
の他の掃除しづらい部分には特に注意してください。 注: (血液や混濁
で)汚れがひどくなった場合は、洗浄液を変えることをお勧めします。
5. 内 腔装置の場合は、直径と長さが内腔と同じで、毛先の柔らかいブラシ
を使用します。 以下のすすぎ手順で視認できる汚れがなくなるまで、
内腔装置(角のある場所 / 角のない場所)をこすり洗いします。
6. 内 腔装置の場合は、遠位端を下に向けて、装置を開放 / 弛緩状態にし
ます。 ハンドル / シャフトにあるフラッシングポートを使用し、温度
範囲 27°C ~ 44°C(81°F ~ 111°F)の洗浄液を 50 ml 以上使用し
て、装置を洗い流します。 この洗浄手順を少なくとも 2 回繰り返し
(合計 3 回)、内腔装置の汚れがすべて除去されたか確認します。
7. 内 腔装置の最終洗浄中に視認できる汚れが見つかった場合は、ブラッシ
ングをやり直して洗浄します。
注 : 最終すすぎ手順(8 および 9)では、処理水(脱イオン水、蒸留
水、逆浸透水)を使用します。
8. 装 置を温度範囲 27°C ~ 44°C(81°F ~ 111°F)の処理水に少なくと
も 30 秒間完全に浸してすすぎ、残っている洗剤や汚れを取り除きま
す。
9. 内 腔装置の場合は、すすぎ手順の後で、遠位端を下に向けて、装置を開
放 / 弛緩状態にします。 ハンドル / シャフトにあるフラッシングポー
トを使用し、温度範囲 27°C ~ 44°C(81°F ~ 111°F)の処理水を 50
ml 以上使用して、装置を洗い流します。 この洗浄手順を少なくとも 2
回(合計 3 回)繰り返します。
10. 清 潔なリントフリータオルで装置を拭いて乾かします。
11. 内 腔装置の場合は、装置を操作して、すすぎ水を内腔装置から排出させ
ます。
12. 各 装置がきれいになっているか目視検査します。
13. 視 認できる汚れが残っている場合は、装置が完全にきれいになるまで
洗浄手順を繰り返します。
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