7.2 プルケーブルの取付
ケーブルプルスイッチは予め組立てられたプルケーブルとともに納品されま
す。 ケーブルプルスイッチを仮ソケットまたは本ソケットに装着する際に
は、プルケーブルの近位端を必ずハンガーに取付けてください。
プルケーブルは、ケーブル本体を通し、ショルダーハーネスに接続します。
ケーブルは、過度な張り、折れ曲がりや捻れなどがない状態で、スムーズに
動くようにしてください。
1) 必要なケーブルの長さを決めてください。ただしこの時点ではまだ
ケーブルは短く切らないでください。
2) ループを作り、プルケーブルをハンガーに通してください(図1)。
3) ハンガーにウェッジを挿入してプルケーブルを締めます(図2)。
ケーブルの長さを確認し、必要であれば調整します。 ケーブルの長さを調
整する際は必ずウェッジを取外してください。 適切な長さが決まったら、
余分なブルケーブルを切ってください。
8 廃棄
本製品は通常の家庭ゴミと一緒に処分することはできません。 お住
まいの地域の規定に従わずに廃棄された場合、健康や環境に有害な影
響を及ぼすおそれがあります。 義手の廃棄および回収に関しては、
各自治体の指示に従ってください。
9 法的事項
9.1 メーカー責任
オット―ボック・ヘルスケア・プロダクツGmbH(以下オットーボック社)
はメーカーとして、指定された加工および取扱方法、ならびに適切なお手入
れ方法に従って製品を使用し、定期的にメンテナンスした場合にのみ、その
責任を負います。本製品は、オットーボック社が推奨する部品の組合わせで
のみご使用ください(本取扱説明書とカタログを参照) 。推奨していない部品
の組合わせや使用方法が原因による故障については保証いたしかねます。本
製品の解体と修理はオット―ボック社の技術者だけが行えます。
9.2 CE 整合性
本製品は欧州医療機器に関するガイドライン 93/42/EEC の要件を満たし、ガ
イドラインの付表Ⅸの分類基準により、医療機器クラスⅠに分類されていま
す。 オットーボック社は、ガイドラインの付表Ⅶに則り、本製品がCE規格
に適合していることを保証いたします。(注)但し、日本においては、本製
品は医療機器の分野には分類されていません。
Ottobock | 55