4) テルモリンを使用して真空成形してください。
5) 内ソケットの遠位端部を、皿頭ネジが見えるまで削ります。
6) 皿頭ネジをゆるめます。
7) 内ソケットの形状に合わせてトリミングします。
8) 陽性モデルから内ソケットを取外します。
9) 内ソケット内部の固定ダミーとピンレシーバーを押し出して取外しま
す。
10) 内ソケットのトリミングラインをサンドペーパーで仕上げます。
11) 備考: ピンレシーバーの頭部が完全に見えるまで削ります。
断端長軸の角度に合わせて、内ソケットの遠位端部をサンドペーパーで
削ります。
12) ピンレシーバーに接着剤を塗布し、内ソケットに挿入します(画像参照
4)。
13) ロックナットに接着剤を塗布し、ピンレシーバーの上から通して中のネ
ジを完全に締めます(画像参照 5)。
5.2 外ソケットの成形
5.2.1 内ソケットの準備
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必要な工具と材料:
真空カバーの余り(もしくはペディリン 617S3=3 )、ポリエチレン粘着
テープ 627B4 、ペルロンストッキネット 623T3=* 、穴のないスポンジ
(ダイノフォーム 617S70=* など) 、ペディリン 617S3=4またはルナソ
フト 617S26=H4
1) 陽性モデルに内ソケットを被せてください。
2) ライナーは、真空カバーよりも約4 cm長くなるようにカットし、残りの
真空カバーをトリミングします。
3) 内ソケットの近位端を約2 cm出るようにして、真空カバーを被せます
(画像参照 6)。
4) 2層のペルロンストッキネットを陽性モデルの上に被せ、ピンレ
シーバーが外から見える状態にします(画像参照 7、画像参照 8)。
5) 陽性モデルの遠位と近位の周径から、厚さ4 mmの穴のないスポンジで円
錐形のものを作成します。
6) 円錐形のスポンジをオーブンで加熱して、内ソケットの遠位3分の1ほど
が外に露出するように、陽性モデルの上から被せます(画像参照 9)。
7) 円錐形のスポンジの周囲を遠位端部に沿ってトリミングしてサンド
ペーパーで削ります。
Ottobock | 257