BTL PA0400- _ _ _ _ -B15A_010-000S92
磁歪式リニアスケール – プロファイル形状
5
取付けと接続
取付け
5.1
注意
不適切な取付け
不適切な取付けは BTL の機能に影響を及ぼし、損傷の
原因となることがあります。
► BTL の近くで強い電界や磁界が生じないように注
意してください。
► 取付けのために定められた距離を必ず守ってくだ
さい。
寸法については、図 4-1(7 ページ)を参
照してください。
ポインタを取り付ける際に以下に注意してください。
磁歪式リニアスケールの精度を保証するために、非
–
磁性のネジ/ボルト(ステンレス、真ちゅう、アルミ
ニウム)を使用してポインタを機械の可動部品に固
定してください。
機械の可動部品では、BTL と平行になるようにポイ
–
ンタの位置を調整する必要があります。
磁性体製の部品とポインタとの間の距離 A は、必ず
–
10 mm 以上となるようにしてください(図 5-1 およ
び 図 5-2 を参照)。
ポインタと BTL との間の距離 B と中央オフセット
–
C(図 5-1 および 図 5-2 を参照)については、以下
の数値を必ず守ってください。
ポインタの型式
BTL6-A-3800-2
BTL6-A-3801-2
選択した距離は、公称長全体にわたって一定になるようにしてくださ
1)
い。
最適な測定結果を得られるのは 6 ~8 mm です。
2)
表 5-1:
ポインタの距離とオフセット(図 5-1 および 図 5-2 を参
照)
日本語
8
距離 B
オフセット C
1)
4 ~ 8 mm
± 5 mm
2)
4 ~ 8 mm
± 5 mm
2)
BTL は、固定用クランプ/ブラケット(いずれもアクセ
サリ)を使用して機械の平らな面に取り付けてくださ
い。取付け位置は任意です。クランプの位置について
は、推奨されている距離(図 4-1、7 ページを参照)
に注意してください。
1. BTL と固定用クランプ/ブラケットの位置を合わせま
す。
2. BTL のスロットとポインタの向きを合わせてくださ
い!
3. 固定ネジを使用して BTL を面に固定します(クラン
プ/ブラケットのネジを最大 4 Nm で締め付けます)。
4. ポインタ(アクセサリ)を取り付けます。
5. BTL の向きを確認します。スロットとポインタの向
きが合っていない場合には、固定ネジを緩め、手順
2 ~ 3 を繰り返してください。
21
A
図 5-1:
寸法と距離(ポインタ BTL6-A-3800-2 付き)
21
A
図 5-2:
寸法と距離(ポインタ BTL6-A-3801-2 付き)
37.6
28
Ø 4.2
16
C
37.6
28
Ø 4.2
16
C