吸入バルブのバルブハウジングを挿入する際: バッグの開口部がフランジに対し
て円滑に配置されているように確認してください。
患者用バルブディスクを挿入する際: 軸の末端を、 患者用バルブハウジングの中
央にある穴から通すように注意してください。
排気キャップを取り付ける際 (オプション): 排気キャップのスロッ トが患者コネ
クタの方を向いているようにしてください。
8.7 再組み立て
人工呼吸器のパーツを図のとおりに組み立て直します。 Mark IV (7.1)、 Mark
IV Baby (7.2)
9. 機能テスト
人工呼吸器
圧力制限バルブをオーバライドキャップで閉じ (これは圧力制限バルブ付きの
バージョンのみに該当します)、 患者コネクタを親指で閉じます (8.1)。 バッグ
を早い間隔で押します。 押すと、 人工呼吸器に抵抗があるはずです。
オーバライドキャップを開くか、 あるいは指を抜いて圧力制限バルブを開き、 こ
の操作を繰り返します。 圧力制限バルブが作動状態にあり、 バルブからの呼
気フローを音で確認することができるはずです。
人工呼吸器を数回押して放し、 バルブシステムの中と患者バルブから空気が通
ることを確認します。 (8.2)
注記: バルブのプレートが機能テストや換気中に動くため、 かすかな音がする
場合があります。 これは人工呼吸器の機能には影響しません。
酸素貯蔵バッグ
酸素バッグに 5 リッ トル/分の気体流を供給します。 リザーバが充填されてい
ることをチェックします。
充填されていない場合、 2つのバルブのシャッターの障害や貯蔵容器が裂けて
いないかをチェックします。
酸素貯蔵容器チューブ
酸素チューブへ10リッ トル/分の気体流を供給します。 酸素がリザーバチュー
ブの終端から流出することをチェックします。 もし流出しない場合、 酸素チュ
ーブの閉塞がないかチェックします。
10. サービス
人工呼吸器には通常の洗浄、 点検、 テスト以外、 定期的なメンテナンスは必要
ありません。
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