10. 粒剤散布タンクを機体フレームの下部に挿入し、所定の位置にあることを確認します。タンクの背面に
M4×12ねじ2本を挿入して締めます。
機械部品による怪我を避けるため、慎重に操作してください。
使用方法
1. カバーを回転させて開き、対応する粒剤を追加して、カバーを締めます。
2. 送信機の電源を入れてから、機体の電源を入れます。
3. アプリで操作画面に移動します。次の説明では、例として DJI Agras アプリを使用しています。
4. 画面の左側にある開度(ホッパー排出サイズ)の表示をタップして、開度(ホッパー排出サイズ)、イ
ンペラ(スピナーディスク)の回転速度、飛行速度、ライン間隔、植生に対する高さ、およびバンク旋
回を設定します。調整可能なパラメーターは、作業モードによって異なります。使用している粒剤に適
した設定になるように調整し、テストを行なって、性能が期待どおりであることを確認してください。
粒剤散布システム1.0で、7.5 〜 9 kg/haの粒剤散布の設定で測定する場合、以下の操作を推奨します。:
• 粒剤供給率が 1kg/分になるように開度(ホッパー排出サイズ)を調整します。
• 散布範囲が4〜6 mになるように、インペラ(スピナーディスク)の回転速度を調整します。
• 飛行速度を4 m/秒に設定します(マニュアル作業モードでは飛行速度の設定は使用できません)。
粒剤散布システム2.0で、45 kg/haの粒剤散布の設定で測定する場合、以下の操作を推奨します。:
• 粒剤供給率が8 kg/分になるように開度(ホッパー排出サイズ)を調整します。
• 散布範囲が5〜7 mになるように、インペラ(スピナーディスク)の回転速度を調整します。
• 飛行速度を5 m/秒に設定します(マニュアル作業モードでは飛行速度の設定は使用できません)。
5. 散布に必要な作業モードに移動します。粒剤散布システムの操作は、作業モードによって異なります。
ルート作業モード(自動航行)
作業開始後、機体は高度4 mまで上昇し、インペラ(スピナーディスク)が回転します。機体がルート開始
点に到達すると、設定値に従ってシャッター(ホッパーゲート)が開き、機体はルートに沿って飛行し、
粒剤を自動的に散布します。散布は、手動で開始または停止できません。
作業中、作業再開機能を使用できます。作業が一時停止すると、シャッター(ホッパーゲート)が自動的
に閉じて、インペラ(スピナーディスク)がまだ回転している間でも、散布が停止します。作業が再開さ
れると、機体は中断地点または投影地点に戻り、散布を続けます。
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