使用説明
ご使用前には、 使用する試料に適合するMini-UniPrep
G2シリンジレスフィルターを選択するように注意して
ください (別紙1の化学的適合性ガイドを参照) 。
手順1
最大8つのガラスチャンバー
を、 マルチコンプレッサーの
トレーに挿入します。
手順2
あふれないように注意し
ながら、 試料をガラスチャ
ンバーに分注します。
Mini-UniPrep G2ガラスチャ
ンバーの最大容量は500 µl
で、 ガラスチャンバー上に
「FILL LINE ( この線まで) 」 と
記されています。 ガラスイン
サート内で50 μlを採取する
ための、 ガラスチャンバーに
添加可能な最小試料容量は
220 μlとします。
手順3
プランジャーを、 ガラスチャ
ンバーのネック部に挿入し
ます。 プランジャーを、
ガラスチャンバーのネック
部より先に押し下げないで
ください。
手順4
配置用ガイドリブを使って、
トレーをマルチコンプレッ
サーの所定位置に配置しま
す。 トレーが所定位置にしっ
かりと固定されていることを
確認してください。
手順5
図に示されているように、
左手でマルチコンプレッ
サーを固定させながら、
ユーザーに向かってハンド
ルを引き、 プランジャーを
チャンバー内に完全に押し
下げます。
手順6
図に示されているように、
左手でマルチコンプレッ
サーを固定させながら、 ハン
ドルを元の位置まで回転さ
せて、 トレーを取り出せるよ
うにします。
手順7
Mini-UniPrep G2装置を取り
出します。
これで、 分析のためのMini-UniPrep G2調整済み試料
の準備が完了します。 次の2つの手順のどちらかに
従って処理します。
A : お客さまの機器へ自動試料注入をおこなうため
に、 Mini-UniPrep G2を、 標準の12 mm × 32 mm
プロファイルバイアルを受け入れるオートサンプ
ラー内に置きます。 内部ガラスインサートの底部
への接触を避けるために、 実行前にオートサンプ
ラーの針の高さが最低高として定められている
5 mmに設定されているか確認してください。
B : ご使用の機器に手動で注入する場合、 隔壁に穴を
あけ、 ろ過された試料をシリンジに吸い込みます。
最適な性能を保証するためには、 組立済みおよび充
填済みMini-UniPrep G2装置を垂直に置き、 かき混ぜ
過ぎて試料が保護内面ガラスタンクからこぼれない
ようにします。