JP
はじめに
梱包内容
含まれている物は以下の通りです。
T シリーズアンプ 1台
IEC電源コード (地域別) 3本
書類フ ォルダー 1冊
設置
T シリーズのアンプを風通しの良いラックに入れて ください。
ラックの前後をブラケッ トでしっかり固定して ください。
ACメイン電源コネクタを遮断器に接続して ください。
アンプはEMF発信装置から離れたところに設置する必要があります。
熱源近くにアンプを置かないでください。
冷却
通風孔が塞がらないように注意してください。 アンプの前後の通風孔付
近は、 50cm以上空間をあけて ください。
T シリーズには、 安定した動作温度を維持する強制空冷システムが装備
されています。 前面パネルから空気が入り、 アンプ背面から出ていく よう
に設計されています。
この冷却システムは、 DC可変速ファンが備わっており、 これはヒートシン
クに取り付けられたセンサーによって管理されています。 これにより、 フ
ァンのノイズや内部への埃の蓄積を最小限に抑えます。
稀にオーバーヒートが発生すると、 アンプは、 出力電力を実際の周囲温
度で維持できるレベルに制限することで保護されます。
T
シリーズのアンプは、 上下に積み重ねることが可能です。 適切な空気
の流れを確保するため、 4台おきに1つのラックを空の状態にしておいて
ください。
クリーニング
フレームと前面パネルのクリーニングには乾いた布を使用してください。 フィ
ルターのクリーニングに関しては、 アンプを使用する環境の埃具合に合わせ
て計画的に行ってください。
フィルターを取り外すには、 2本のT8トルクねじを緩めて、 2枚のフロントカバ
ーを取り外してください。
このフィルターを圧縮空気を使用して埃を除去する、 または清潔な水で洗っ
てください (取り付ける前にフィルターを完全に乾燥させる必要があります) 。
AC電源
T シリーズのアンプには、 100 V
善コンバータを備えたユニバーサルスイッチング式電源が実装されてい
ます。
ACメイン電源接続用IEC C20プラグは背面パネルにあり、 専用電源コー
ドが付属されています。
接続
信号用グランド
T シリーズのアンプには、 接地スイッチや端子はありません。 ユニッ トの
信号用グランドシステムは自動制御となっています。 不快なモーター音
や信号への干渉を制限するため、 平衡入力接続をして ください。
安全のため、 MUSTユニッ トは常に、 専用のアース線 で本体を接地接
続した状態で作動させて ください。
入力接続
2チャンネル式
• XLRメス 2個 (アナログ入力1と2)
• XLRオス 2個 (アナログ1と2リ ンク出力)
4チャンネル式
• XLRメス 4個 (アナログ入力1、 2、 3、 4)
出力接続
2チャンネル式 (右から左) :
• NL-4 スピコン 2個 (チ ャ ンネル 1+2およびチ ャンネル 2+n.c.)
4チャンネル式 (右から左) :
• NL-4 スピコン 2個 (チ ャ ンネル 1+2およびチ ャンネル 3+4)
32 | T Series
から 240 V
±10%で動作する力率改
AC
AC
デジタルオーディオ入力
デジタル入力はAES3 ( AES / EBU) およびDante™標準プロトコルをサ
ポートしています。
AES3入力は、 標準の Neutrik XLRメスにあります。 AES3接続は、 110Ω
の公称インピーダンスワイヤによって、 平衡 (差動) デジタル信号の形
で1組のチャンネルを伝送します。 AES3 XLR コネクタでは、 HOTピンと
COLDピンの区別は問題ではありません。 ピン2またはピン3 ( 平衡信号)
をピン1 ( 接地) に接続しないように、 細心の注意を払って ください。
また、 Neutrik XLRオスコネクタには、 AES3入力用のフ ォールト トレラン
トアクティ ブリピーターも用意されています。
T
シリーズのアンプでは、 2つのNeutrik
Dante / AES67チャンネルを受け入れられるようになっています。 動作モ
ードは3つ用意されており、 2イン x 2アウ ト @ 96kHz ( デフ ォルト設定) 、 4
イン x 4アウ ト @ 48kHz、 4イン x 0アウ ト @ 96kHzが可能です。 配線は
TIA/EIA-568-Bに従い、 T568Bスキームのピン配置を使用して ください。
オーディオネッ トワーク設定を行うには、 Dante
ているコンピュータが必要です。 このDante
ワーク上でデバイ図を管理するソフ トウェアアプリケーションです。 T シリ
ーズのアンプは、 自動検出され、 Dante
別子で表示されます。 ( モデル名-シリアル番号 例 : T602-00042069)
基本操作
フロン トパネル
T シリーズのフロントパネルには、 高輝度の1.8インチTFTカラーディスプレイ、 8
個のRGBバックライ ト押しボタン、 さらにUSBポートが1つ付いています。
メニューの見方
本ガイドの折り込みカバーに印刷されているメニューを理解してくださ
い。
さまざまな画面に進むと、 一部のボタンは白く点灯し、 使用可能な機能
が使用できるようになったことを示します。
画面近くの4つのボタンは、 チャンネルを選択するためのものです。 一度
に複数のチャンネルを選択することも可能です。
歯車アイコン
が画面の右上に表示されている時に右上のボタン
を2秒間長押しすると、 オプションメニューが表示されます。
左端にある押しボタン
は、 複数の画面を閲覧するのに使用します。
5
CH3
、 CH4
ボタンは、 行動をキャンセルしたり、 確定したりするのに
3
4
使用します。
右端の押しボタン
は、 数値を変更する時に使用します。 押し続けるこ
6
とで、 数値表示が加速するようになっています。
アンプをオンにする
正常に電源が入る (電源コードが挿入され、 セクショニングブレーカー
を閉じる) と、 電源が切れた時にオンの状態であれば、 アンプはオンにな
り、 10秒以内にオーディオに進みます。
アンプのオンとスタンバイの切り替えは、 ボタン
す。
出力をミュートする
このページでは、 チャンネルを個別にミュートすることができます。
チャンネルボタンを押すだけで、 チャンネル (またはブリ ッジ/結合チャン
ネル) をミュートにすることが可能です。 VUメーターが 「ミュート」 テキス
トに置き換えられ、 チャンネルの押しボタンはオレンジ色に変わります。
スピーカーレベル
ゲイン値が画面に表示され、 アンプのCH番号がスピーカーを示す文字
に置き換えられます。
チャンネルボタンを押すと、 同じスピーカーの出力が選択され、 チャンネ
ルボタンが点滅し、 数値が強調表示されます。 編集ボタン
選択した数値を変更して ください。
歯車ボタン
を長押ししてステップ幅選択画面を有効にして、 編集ボタ
2
ン
を使って、 0.1 と 0.5 と 1.0 dB 幅を切り替えます。
6
Etherconコネクタに4つの
コントローラが起動し
TM
コン トローラとは、 ネッ ト
TM
コントローラにデフォルトの識
TM
を2秒間長押ししま
1
を押して、
6
2