マスター・コントロール機能
A. MASTER VOL. LEFT/RIGHT(レフト/ライト・マスター・ボ
リューム・レベル) — PD250 Plus の出力ボリュームを調節します。
マスター・コントロールは、ノッチのポジション・インジケーターを
装備しています。通常は、ノッチの 12 時の設定で最善の結果を得ら
れます。より大きい音量が要求される場合は、センター・ポジション
に対して右に回すことで、さらに 6 dB のゲインが得られます。
システムを通常に設定し、レベルを調節します。マスター・ボリュー
ム・コントロールを 12 時以上のポジションに設定する場合は、先に
各チャンネルのレベル・コントロールを上げてみてください。
B. STEREO/DUAL SELECTOR SWITCH(ステレオ/デュアル・
セレクター・スイッチ) — PD250 Plus のパワーアンプが作動する
構成を、ステレオと「デュアル・モノ」のいずれかから選択します。
STEREO(ステレオ)モードでは、一般的なステレオ・パワード・
ミキサー/アンプリファイアーとして機能します。DUAL(デュア
ル)モードでは、チャンネルのレベル・コントロールは MAIN(メイ
ン)ミックス(LEFT [ レフト ] マスター・ボリューム・コントロール)
のレベルを設定します。REV/AUX コントロールは、各チャンネルの
MONITOR (モニター) ミックス (RIGHT [ ライト ] マスター ・ ボリュー
ム・コントロール)のレベルを設定します。
DUAL モード・ポジションを選択すると、出力はモノラルとなり、
PAN と BALANCE コントロールは無効となります。さらに、内蔵
リバーブは MAIN スピーカーからのみ出力され、MONITOR スピー
カーからは出力されなくなります。MAIN ミックスのリバーブ・レベ
ル・センドは、チャンネルの REV/AUX チャンネル・コントロール
で調節します。MAIN ミックスに対するリバーブの全体的なレベルは
REVERB MASTER コントロールで調節します。
C. MASTER REVERB(マスター・リバーブ) — ミックスまたは出
力に送られるリバーブ信号の量を調節します。時計回りに回すと、メ
イン・ミックスに送られるリバーブ信号の量が増えます。反時計回り
に回しきった状態では、 ミックスからリバーブは聞こえなくなります。
D. SYSTEM EQ(システム EQ) — Passport の全体的な周波数の
増減を調節します。ノブを反時計回りに回すと、低周波数の特性を上
げながら高周波数の特性を下げます。同様、時計回りに回すと、高周
波数の特性を上げながら低周波数の特性を下げます。システム EQ コ
ントロールを 12 時・ノッチのポジションに設定すると、周波数特性
は「フラット」となり、特定の周波数に対する増減は行われません。
System EQ を設定するには、まずは 12 時・ノッチのポジションか
ら始め、良好なサウンドを得られるまで設定を変更してください。
インプット・ジャックとチャンネル・コントロールは、色分けされて
います。これは、各コントロールがどのインプット接続に対するもの
なのかを識別しやすくるための配慮です。
マイク/ライン・インプット
ク) — 楽器をここに接続します。このバランス1/4"入力端子は、ハイ
・インピーダンスのマイク、キーボード、ドラムマシン、アウトボード
・エフェクト機等を接続することを想定しています。接続には、バラン
スとアンバランス・ケーブルを両方使用できます。
0
A. MIC INPUT JACK(マイ
ク・インプット・ジャック)
— マイクをここに接続しま
す 。 こ の 3 ピ ン の バ ラ ン ス
XLR(メス)入力端子は、ロ
ー・インピーダンスのマイク
用です。
B. LINE INPUT JACK(
ライン・インプット・ジャッ