ネジ締めへの使用
廃材などでテス トして、 内部クラ ッチのスリ ップ直
前まで、 正しい深さで穴を開けられるように、 適
切な設定を確認します。
用途 (CTSS761)
コードレスドライバーは、 各種産業用や自動車産
業用として各種ボルトナッ トの締め込み作業に理
想的にご利用いただけます。 本ツールは、 広範囲
のボルトナッ ト締め込み作業で利用されている
1/4"六角ドライバービッ トを使うよう制限されてい
ます。
過負荷
何らかの理由でツールが過負荷になった場合に
は、 内蔵電子回路によって、 作動が止まります。 こ
の安全機能によって、 ツールまたはバッテリーへ
の不足電圧や異常高温、 過電流による損傷が防
止されます。 トリガーを離すと、 動作が再開しま
す。
利用者に対する安全機能として、 またツールとバ
ッテリーの寿命を延長するために、 以下の条件
では一時的にツールがシャ ッ トダウンすることが
あります。
— バッテリー不足電圧保護 - ツール上の両方
の白色LEDライ トが一旦点滅して消灯し、 少
し時間を置いてから 1 回点滅を繰り返すこと
で、 この状態が示されます。 これは、 バッテリ
ーメーカーが許容している最低電圧に達し
たため、 ツールの動作を止めて、 バッテリー
寿命を延ばそうとしている状態です。 バッテ
リー電圧は少し休ませた後回復して、 さ らに
作業を続けることができますが、 そのバッテ
リーは充電する必要があります。
— バッテリーまたはツールの高温異常 - ツール
上の両方の白色LEDライ トが2回点滅して消
灯し、 少し時間を置いてから2回点滅を繰り
返すことで、 この状態が示されます。 本ツー
ルを過剰な重負荷条件下で使用するときに
は、 スイ ッチまたはバッテリーの最大許容温
度に達することがあり、 本ツールは作業を一
時的に停止します。 高温になったツールは、
約1分以内に温度が低くなります。 高温にな
ったバッテリーが温度低下するには、 15分以
上かかることがあります。 この条件が発生し
たときには、 通常、 バッテリー充電の必要も
迫っています。 作業完了には、 もう一台バッテ
リーを使う必要があるかもしれません。 注:バ
ッテリー充電器は、 バッテリーが十分に低温
になって充 電を始められる温 度になるま
で、 LEDを黄色点滅させます。 ツールの温度
が低いと (4ºF/ -20ºC) 、 負荷をかけずに数秒
間作動させて、 バッテリーを暖める必要があ
ることがあります。
ZCDRS761CE Rev. B
— ツールの電流限界値超過 - ツール上の両方
の白色LEDライ トが3回点滅して消灯し、 少し
時間を置いてから3回点滅を繰り返すこと
で、 この状態が示されます。 本ツールを極度
に負荷が大きな用途で使うときには、 電流
限界値に達し、 ツール電源が遮断されること
があります。 モーターが止まると、 電流が増し
て限界値に達します。 ト リガーを離すと、 その
後、 即座にツールの動作を再開できます。
正逆切替スイッチ (CDRS761)
正逆切替スイ ッチにより、 チャ ックの回転方向を
時計回りあるいは反時計回りに設定します。
A
B
図 3:正逆切替スイ ッチ
A – スイ ッチを放すと正回転、 または時計回
りに回転します。
B – スイ ッチを押すと逆回転、 または反時計
回りに回転します。
チャ ックの回転方向を変更するには :
1. 必ず、 ドリルが完全に停止し作動していないこと
を確認してください。
2. 正逆切替スイ ッチにより、 チャ ックの回転方向を
決定します。 工具を上図のように置いている場
合、 スイ ッチの位置は次のようになります。
— 正 ( 上 B) 、チャックは 時 計 回りに 回 転し
ます。
— 逆 (上A) 、 チャックは反時計回りに回転し
ます。
3. ツールを操作するには、 スイ ッチを正逆いずれか
の位置設定する必要があります。 スイ ッチをセン
ター位置に設定すると、 スイ ッチはオフにロックさ
れます。
96
(04/19)