可溶性塩分の測定
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電源ボタンをしばらく押したままにし、本体の電源を入れます。
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必要に応じて、試験紙の寸法を設定します(セクション3.4参照)。
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未使用のきれいな使い捨て手袋を着用します。
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注射器で蒸留水 を吸い上げます。試験紙の寸法に合わせて、次の
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正確な量を吸い上げてください。
全面:1.6ml、半分:0.8ml、4分の1:0.4ml
ピンセットを使って試験紙を1枚取り出します。
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半分にする場合は、二つ折りにして、折り線どおりに切ってください。
4
4
4分の1にする場合は、四つ折りにして、折り線どおりに切ってください。
蒸留水を試験紙全体に均一に滴下します。蒸留水を試験紙にすべ
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て吸収させ、こぼさないように注意してください。
塩分を測定したい場所に、濡らした試験紙を置きます。表面と試
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験紙の間に空気が入らないようにしっかり押し付けてください。
正しく配置できたら、タイマーを始動させます。
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Elcometer 130にはタイマーが内蔵されています。詳しくは、セク
ション3.5を参照してください。
試料面の温度が高い場合は、プラスチック製のきれいな袋を試験紙の
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上からかぶせ、水分の蒸発を押さえてください。
塩分が吸収されるのを待っている間に、次の試験の準備をしてもかま
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いません。
試験紙を試料面に3分以上置いていた場合は、測定し直す必要があります。
その試験紙は破棄してください。
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Elcometer 130モデルTでは、ゼロ点移動機能を設定すると、蒸留水の代わりに、伝導率が237.5µS/cm (2µg/cm 、または119 ppmに等し
い)以下の水を使用することができます。
www.elcometer.com
1: 1.6ml
¼: 0.4ml
½: 0.8ml
分
2
試料
1
試料
2...
2
R
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