は、 「 push (押す) 」 マークを矢印の方向
に軽く押します。 これにより留め金が外
れてビュー ファインダーが上がります。
閉じるには、 後レ ンズを先に折り畳み、
留め金がカチッとなるまで下向きに静
かに押します。
ビューファインダーを使用する
I-1は、 シルバーの反射標示が付いた機
械式ポッ プアッ プビュー ファインダーを
採用していますので、 カメラを正確に
位置合わせして構図の良い写真を撮
ることができます。 ビュー ファインダー
は、 撮影者の目から4〜5cm離れた位
置が最も正確です。 位置合わせ標示を
使用するには、 以下のステッ プに従っ
て ください:
· まず、 片目を閉じ体の正面にカメラを
構え、 顔から約20cm離します。
· ビュー ファインダーの後レ ンズ上にあ
るシルバーの点に視点を合わせます。
シルバーの点が前レ ンズ上の丸印の
中心に来るまでカメラを動かします。
· ビュー ファインダーが目から4〜5cm
の距離になるまでカメラを近づけま
す。 点がぼやけてきますが、 まだ丸印
の中に見える状態です。 ビュー ファイ
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ンダーを通して見える画像が鮮明に
なったのが確認できます。
· ビュー ファインダーはカメラのレ ンズ
より上にあるため、 非常に近い距離
(1.2メートル以下) で撮影するとき
には、 ビュー ファインダーに見えるも
のよりやや上を狙って撮影する必要
があります。
注意: 本マニュアル表紙裏の 「ビュー ファ
インダー」 図表をご覧ください。
構図を決める
6
I-1は赤外線を利用して、 被写体までの
距離を算出します。 これを効果的に行
うために、 カメラのピント合わせのとき
は被写体が構図の中心に来るようにし
て ください。 被写体を写真の中心に配
置したくない場合でも、 まずは被写体
を中心にした構図にします。 その後、 シ
ャッターボタンを半押ししてピントを
合わせます。 ピンぼけを回避するため、
被写体から30cm以上離れて撮影し
て ください。
重要: シャッターボタンには二段階あり
ます。 軽く半押しするとピントが合い、 強
く完全に押すと写真が撮影されます。
途中まで軽く押したときにかすかに押
し応えが変わるところが、 半押しのポ
ジションです。 カメラがオフの状態で何
回か練習して、 この感覚に慣れておく と
良いでしょう
半押ししてピントを合わせたら、 ボタン
は押したまま、 被写体を中心からずらし
てお好みの構図にします。 その後、 シャ
ッターボタンを完全に押して写真を撮
ります。 被写体は中心から外されても、
ピントが合ったままになります。
写真を撮る
7
シャッターボタン
を半押しにする
A
と自動的にピントが合います。 シャッタ
ーボタンを完全に押すと写真が撮影さ
れます。 シャッターボタンから指を離す
とすぐに、 写真がカメラ前面のスロッ ト
から排出されます。 フロッグタング
I
は写真を光から保護すると同時に、 ホ
ルダーとしての役割も果たします。
写真を取り出し保護する
8
フロッグタングの下から写真を取り出
すと、 フロッグタングはカメラ内へと引
き戻されます。 写真を下向きに置き、
引き続き光を遮りながら現像完了ま
で待ちます。
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