3.1.1.2 カーボン製外ソケッ ト式フレキシブル内ソケッ ト製作の場合
外ソケッ トのラミネーシ ョ ン時にバルブベースに必要な空間を確保するためラミ
ネーシ ョ ン用ダミ ー (6) を使用します
• フ レキシブル内ソケッ トは、 成形後に、 モールド用ダミ ーの上面が露出するよう
に削ってくださ い (図4) 。
• 木ネジ (503S3) を取外します。
• ラミネーシ ョ ン用ダミ ーをモールド用ダミ ーの上に、 ボルト 501S86=M5×12で
固定してくださ い (図8) 。 ソケッ トの強化材と して、 オッ トーボッ クのカ ーボンフ
ァイバー ・ ス ト ッキネッ トの使用をお勧めします。
• ラミネーシ ョ ンの後、 ラミネーシ ョ ン用ダミ ーの上面が露出するよう に削り、 ボル
トを取外してくださ い。
• カーボン外ソケッ トを内ソケッ トとともに陽性モデルから取外してください。
• バルブを分解し、 必要に応じてバルブベースの接触面にシリ コーン接着剤
(617H46) を塗布してください図5) 。 バルブベースを内ソケッ トに取付けてく
ださ い (図6) 。 ロ ッ ク リ ングを上から締めこみます。 ピンレンチは、 バルブベース
にロ ッ ク リ ングを締めこむために使用します (図7) 。
• カ ーボン外ソケッ トにフ レキシブル内ソケッ トを取り付けてくださ い。 バルブ本体
がバルブベースと容易に着脱できるか確認します。 必要に応じて外ソケッ トの
バルブ周りを削り取ってくださ い。
3.1.2 ラミネーシ ョ ンソケッ トの製作
• ナイ ロン ・ ス ト ッキネッ ト (99B25) を陽性モデルの上に被せます。
• 同梱の木ネジ (503S3) でモールド用ダミ ー (5) を 陽性モデルに固定してくだ
さ い (図3) 。
• PVAバッ グ (99B81)を陽性モデルの上に被せ、 必要に応じてカ ーボンフ ァイバー
シー ト (616G12)などで補強してくださ い。
3.1.2.1 フレキシブル内ソケッ トのないラミネーシ ョ ンソケッ トの製作
• ソケッ トをラミネー トした後、 モールド用ダミーの上面が露出するよう に削っ
てくださ い。
• 木ネジ (503S3) を取外し、 ソケッ トを陽性モデルよ り取外してくださ い。
• バルブを分解し、 必要に応じてバルブベースの接触面にシリ コーン接着剤
(617H46) を塗布してください (5) 。 バルブベースをソケッ トに取付けてくださ
い (図6) 。 ロ ッ ク リ ングを上から締めこみます。 ピンレンチは、 バルブベースにロ
ッ ク リ ングを締めこむために使用します (図7) 。
• この場合、 ラミネーシ ョ ン用ダミ ーは使用しません。
90 | Ottobock