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安全ガイド
▪
i500本体を地面に落としたか、本体に衝撃が加えられた場合は使用する前にかならず
キャリブレーションを行わなければなりません。キャリブレーションを行った後も精
密度、スキャン作業に異常がある場合は、製造元または地域の担当者にお問い合わせ
ください。
▪
i500本体を使用しない間は必ず卓上用スタンドまたは壁掛け用スタンドに置いてくだ
さい。
▪
卓上用スタンドを傾斜のある場所に取り付けないでください。
▪
利用者または患者がケーブルに引っかからないように全てのケーブルをきれいに整頓
します。ケーブルが無理に引っ張られると本体に損傷を与えるおそれがあります。
5.4 爆発危険
警告
▪
i500システムは、引火性液体やガスまたは大気中の酸素濃度が高い環境で使用しない
ように設計されています。
▪
i500システムを可燃性麻酔剤の近くで使用すると爆発のおそれがあります。
5.5 電気安全
警告
▪
i500システムはクラスIの装置です。
感電防止のため、i500システムは必ず保護接地されている電源で使用しなければなり
ません。i500が提供しているプラグをコンセントに差し込めない場合は接地電源を接
続できる専門家に連絡してプラグまたはコンセントを交換してください。
▪
接地型プラグを本来の目的以外の目的で使用しないでください。
▪ i500システムは内部的にRFエネルギーを使用します。RF放射量はとても低く、周辺の
電子機器に干渉しません。
▪
i500システムは内部的に高周波エネルギーを使用します。高周波放射量はとても低く、
周辺の電子機器に干渉しません。
▪
i500システムを一般的なテーブルタップや延長コードに接続しないでください。このよ
うなコードは接地コンセントに比べて安全ではありません。接地接続しない場合、 危
険と負傷の原因となるおそれがあります
接続された装置の漏電合計がEN/IEC 60601-1に指定された制限を超過すること
»
はできません。
接地接続部のインピーダンスがEN/IEC 60601-1に指定された制限を超過するこ
»
とはできません。
▪
飲み物のような液体類をi500システムの近くに置かないでください。
▪
i500システムに液体類をこぼさないでください。
▪
温度または湿度の変化による凝結でシステム内部に湿気が発生する可能性がありま
す。湿気はi500システムに損傷を与えるおそれがあります。i500システムに電源を接続
する前に、必ず少なくとも常温に2時間以上置いて凝結が発生しないようご注意くださ
い。もし凝結が目視で確認された場合(製品の外観に)、常温に8時間以上置かなければ
なりません。
▪
i500システムを電源供給装置から分離する方法は、電源コードです。
▪
電源を分離する際、プラグの表面を持って分離してください。
▪
電源コードを分離する前に本体の電源ボタンを利用して電源を遮断してください
▪
i500システムの放射特性は産業系及び病院にて使用するに適しています(CISPR 11 class
A)。i500システムが住居環境(CISPR 11 class B)にて使用される場合は、無線周波数通信
に対する適切な保護機能を提供できない可能性があります。
▪
i500と一緒に提供される電源アダプターのみ使用してください。他の電源アダプターを
使用する場合、i500システムに損傷を与えるおそれがあります。
注意
▪
i500システムに使用される全ての通信ケーブル、電源ケーブルなどを必要以上に
引っ張ってはいけません。
Intraoral Scanner i500
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