アッテネーシ ョ ンスイ ッチの設定
アッテネーシ ョ ンスイ ッチによ り、 周波数特性を変えることなく信号レベルを下げることができます。 これによ り、 非常に大きな音でマイクロ
ホンが過負荷状態になるのを防止します。
0dB
「静音」 から 「ふつう」 サウン ド レベルまでに対応。
-15dB
ドラム、 管楽器や大音量のギターキャ ビネッ トなど極端に大きな音源での使用向け。
低周波数特性スイ ッチ
低周波数特性スイ ッチでは、 マイクロホンの周波数特性を変えます。
フラッ トな周波数特性 (バイパス)
この設定では、 低周波数の低減なしに、 自然な音が発せられます。 フラ ッ ト設定は低周波数範囲に及ぶ音源 (ピアノ、 ベース、 パーカ ッ
シ ョ ンなど) を録音する際に使用します。
低周波数遮断
この設定では、 低周波の低減によ り、 雑音を減ら したり トーンを形成します。 この設定を使用することで、 次のことを実現できます。
- 床のゴトゴトという ノイズや空調装置が発する低周波の室内雑音を低減します
- 楽器の濁音やこも り音の原因となる低周波数の音量を下げます
- 低音を多く発しない音源の トーンを形成します (バイオ リ ン、 アコースティ ッ クギター、 フルー トなど)
- 破裂音 (ボーカルが 「パ行」 で始まる言葉を発した際に聞こえるポンという音) を低減します可能であれば、 ポップフィルターはそれ
単体で使用するか、 または低周波数低減設定と一緒に使用します。
用途
以下の表は、 一部の楽器の基本的な起点を示しています。 Shureでは、 マイ クロホンの配置および録音方法についてその他の役立つ情報
も提供しています。 詳細はwww.shure.comをご覧ください。
用途
声
アコースティ ッ クギター
ドラム
アンプ
弦楽器またはホルン
フルバン ド
ヒント : 音源から近い所にマイクロホンを配置すると、 近接効果によってフルサウン ドが生み出されます。 音源から離れた所にマイ クロホン
を配置すれば、 よ り室内環境を実現できます。
音源からの距離
1-3 in (2-8 cm)
6-12 in (15-30 cm)
3-6 ft (1-2 m)
1-6 in (2-15 cm)
1-6 ft (30 cm - 2 m)
グループに面して、 楽器と楽
器の間に配置します。
ヒント
破裂音を防止するために、 ポップフィルター (Shure PS-6) を
使用します。
フルサウン ドを実現するにはサウン ドホールの近く に配置し、
バランスのとれた自然な音を実現するには第12フレッ トの近
く に配置します。
キッ ク ドラムの音をよ り捉えられよう にするには、 ドラムキッ ト
の前に配置し、 シンバルの音をよ り捉えられるよう にするには、
オーバーヘッ ド と して配置します (キッ トの上に下向きにして)
。 よ り柔軟なミキシングや太いサウン ドを作り出すには、 各ドラ
ムに付属のShureの追加のマイ クロホンを使用することを検
討します。
よ り ク リ アで迫力のあるサウン ドを実現するためには、 スピーカ
ーの中央に向け、 落ち着いたサウン ドを実現するためには、 ス
ピーカ ーの端に向けます。
1つの楽器だけを使用する場合には、 マイ クロホンを音源の近
く に配置しします。 ホルンまたは弦楽器のセクシ ョ ンには、 マイ
クロホンから同等の距離に演奏者を配置します。
バン ドの声がとても大きい場合には、 ディ ス トーシ ョ ンを防止す
るために、 -15 dbのアッテネーシ ョ ンスイ ッチを使用します。
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