はじめに
9.2
STATIC ELECTRICITY
MAY DESTROY THE
PRODUCT
の修理
#1
BeoSound 1
現場修理ガイドの使い方
BeoSound 1の修理
テストモード(TM)、フローチャートを使用した修理
警告
静電気は製品を破損する恐れがありますI
モジュールを交換するときは、必ず静電気防止修理キットを使用して下さい。新旧両
方のモジュールは必ずESDマット上で取り扱って下さい。
本修理ガイドでは BeoSound 1 の欠陥の修理のしかたを説明します。
- ガイドに従って欠陥のあるモジュールを探し出して下さい。交換に際しては、本書後半
の交換ガイドをご覧下さい。交換終了後は調整・テストリストを使い、欠陥が修正され、が
適切に動作するか確認して下さい。
図は本書後半にまとめて掲載されています。図のシンボルの読み方:図は本書後半に
まとめて掲載されています。図のシンボルの読み方:(参照 ➢ X)または ➢ X. これは
10.1「図」セクションの ➢ X を意味します。
重要:修理を開始する前に#4「盗難防止機能」をお読みください。
BeoSound 1の修理は欠陥のあるモジュールを交換することによって行います。メイン
PCB、スイッチモード・パワーサプライ(SMPS)、その他のPCBの交換を意味します。本書
後半にはモジュール一覧表が掲載されています。
- トラブルシューティングを開始する前に、どこがおかしいのか、お客様に尋ね、できれば、
実際に作動してもらって下さい。その後、以下の点をチェックします。
BeoSound 1が適切なオプション、1 (IR) あるいは 0 (非 IR)にセットされているか。
電源に接続、スイッチオンになっており、赤いダイオード待機表示がついているか。
該当する場合は、外部アンテナが適切に接続されているか。
C D C Dが適切に挿入されており、C Dそのものに重大なきずがないか。必要とあれば、
テストCD SBC 444A必要とあれば、CDの10, 17, 19トラックが正しくプレーされるかどう
か確かめて下さい。
重要:待機表示が点滅しているときのBeoSound 1はセーフティ・モードにあり、ソース選択
はできません。主電源を切り、10秒待ってから再び接続して下さい。それでもまだセーフ
ティ・モードになっている場合は、TMへの切り替えが製品を破損する可能性があるこ
とに注意して下さい。
- BeoSound 1をオンにして TMに切り替えます。
TM43を入力し、値を読みとります。
詳細は #3 「テスト・モード」 を参照して下さい。