付録 B: ロードシェアリングの接続オプション
ウォール コネクターには複数のウォール コネクタ
ー間で通信する自動負荷管理機能があり、最大 4 個
のウォール コネクターに負荷を分散することがで
きます。このローカル ネットワークで使用する配
線は以下を満たす必要があります。
•
主電源ケーブルのコンジット、または専用コン
ジットに収められている。言い換えると、高電
圧配線は各ユニットからジャンクションボック
スまたはサブパネルにそれぞれ分岐されている
必要があります。
•
少なくとも、18 AWG 2 導体シールドより対線
である必要があります。
警告 : ロードシェアリングする時、高電圧
(L1、L2、アース)ケーブルは別の NEMA 適
合エンクロージャ内で繋がなければなりませ
ん。
注 : 屋外に設置する際は、ウォールコネクターへの
浸水を防止するよう細心の注意を払ってください。
注 : 取り付け作業が地域の規定に適合しているかに
ついては、電気工事士にご相談ください。
26
複数のウォールコネクターをデイジーチ
ェーン接続する
以下に示すように、各ウォールコネクターには通信
配線用の端子台が 1 個設けられています。端子台の
左側が入力端子で、右側が出力端子です。
1.
OUT から IN にケーブルを接続してデイジーチ
ェーンネットワークを構成します。各ウォール
コネクター間を接続する際は、必ずプラスとプ
ラス、マイナスとマイナスを接続してください
(通信ケーブルの配線例27 ページのを参照) 。
•
各ウォールコネクター間の信号配線は信号
コンジットを使用して配線する必要があり
ます。13 mmUL 規格のコンジットハブ
を使用して信号配線用コンジットの開部を
密閉します。
•
信号配線が電源用コンジット内に電源配線
と共に配線される場合、信号配線の絶縁性
能評価は、電源配線と同等もしくはそれ以
上になる必要があります。
•
ウォールコネクター間の距離は、最大 15
m (49 ft)15 m です。
2.
最大出力電流に応じてロータリースイッチの位
置を 1 から 8 の間に設定して、 ウォールコネク
ターの 1 台をマスターとして設定してくださ
い。ロータリースイッチの位置を F に設定し、
最大 3 台のウォールコネクターをスレーブと
して設定してください。ロードシェアリングネ
ットワークでは、マスターに割り当てられるの
は 1 台のみです(動作電流の設定 18 ページの
を参照) 。
3.
ロードシェアリングネットワークが正しくイン
ストールされたことをウォールコネクター前面
の LED ライトで確認します。サーキットブレ