設置
注意
!
メンテナンスステーションの破損!
導電性および可燃性の塵埃(炭塵など)によってメン
テナンスステーションが破損するおそれがあります。
注意事項
i
i
www.draeger.com/x-dock
「Dräger X-dock Manager」の 90 日間テスト版、最新
のファームウェア更新、トレーニング用ムービー、取
扱説明書、 テクニカルハンドブックをダウンロードで
きます。
メンテナンスステーションは、装置に必要なテストガスを自
動的に認識し、接続および設定されたガスと照合して確認し
ます。
ガス流入順序は、接続されたテストガスシリンダの順番に従
います。
メンテナンスステーションには、安全性を損なう構成や設定
を回避するため、特定のテストガスの濃度制限や、テスト開
始時の測定値が大きすぎる場合の自動フラッシングなど、様
々な面で安全に設計されています。それでも、適切な資格を
持つ専門技術者が、予定されるタスクに合わせてステーショ
ンを設計および有効化する必要があります。
設計時には、接続するテストガスに対するセンサーの交差感
受性 (他ガスの影響)を考慮するとともに、各センサーのデ
ータシートを参照してください。また、実行すべきタスクを
記述し、そこから、どのテスト方式とテストガス濃度が適切
か導き出します。
注意事項
i
i
Dräger は、LEL より低いガスのみを使用することを
推奨します。LEL 以上および UEL 以下のガスは使用
しないことを推奨します。
許容濃度を超える毒性ガスまたは100 %LELを超える
ガスを使用する際に考えられる安全対策の例:
メンテナンスステーションを適切なドラフトチャ
ンバーの下で使用する。
テストガスを適切なドラフトチャンバーに直接排
出するか、排気ホース (長さ 10 m 以下)で屋外
に放出する。
フローストップ付レギュレータを使用する。
テストガスシリンダはテストまたは調整の間だけ
開く。
テストオプション 「フラッシング」を有効化す
る。
専門知識がない場合は、他者 (専門家、検査機関、メーカー
等)にアドバイスを求めてください。
注意事項
i
i
システム全体に対し十分なスペースを確保してくだ
さい。
マスターとモジュールのファームウェアバージョン
は同じである必要があります。同じでなければ、ファ
ー ム ウ ェ アを 更 新 して く だ さい (参 照:章 6.5 /
154 ページ) 。
146
で、PC
ソ フ トウェア
1. 付属の組立マニュアルに従って、モジュールをマスター
に取り付けます (X-dock 6300/6600 の場合のみ) 。
モジュールタイプに応じて、 最大で 10 台のモジュール
をマスターに取り付けられます。
モジュールは自由に組み合わせ可能です。
2. 必要なら、付属の組立マニュアルに従って、壁掛けホルダ
ーまたはシリンダホルダーを取り付けます。
3. 使用するガス供給口およびガス排気口のスリーブを取り
外します。
注意事項
i
i
ガス排気口のスリーブを取り外さないと、 ステーショ
ンはセルフテストを正しく実行できません。
4. ガス供給ホースをマスターのガス供給口に差し込み、テ
ストガスシリンダのレギュレータに接続します。
注意事項
i
i
Dräger は、有毒ガスを、濃度が低いほうから順番に
接続することを推奨します。
Dräger は、 長さ 10 m 以下のガス供給ホースを使用す
ることを推奨します。
5. 必要なら、排気ホース (長さ 10 m 以下)をガス排気口に
接続し、テストガスをドラフトチャンバー内または屋外
に放出します。
6. 圧縮空気または大気の供給を確保する:
圧縮空気ホースをコネクタに接続します (レギュレー
タの出口圧力 0.5 bar、流量 3 L/min 以上) 。
大気供給を設定します (参照:章 4.6.1 /
ジ) 。設定: 圧縮空気を使用
または
必要なら、大気ホースを大気フィルタに接続します。
必要なら、大気供給を設定します (参照:章 4.6.1 /
149 ページ) 。設定:ポンプを使用 .
警告
!
人的被害の危険!
環境空気が汚染されていると、 正しい測定結果が得ら
れない可能性があります。
大気供給口からの大気供給に内部ポンプを使用する
場合は、 環境空気に干渉物質が含まれないことを確認
してください。
注記
i
i
メンテナンスステーションに圧縮空気シリンダによ
って大気を供給する場合は、テストを開始する前に、
すべてのモジュールにガス検知器を装備する必要が
あります。これに従わないと、圧縮空気シリンダが
通常より早く空になります。
7. 電源ユニットを接続します。
モジュールが 3 台までのステーション : 24 V / 1.33 A の
電源ユニット
モジュールが 4 台から 10 台のステーション:24 V /
6.25 A の電源ユニット
マスターを通してシステム全体に電力が供給されます。
149 ペー
Dräger X-dock 5300/6300/6600