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掃除およびメンテナンス(C)
安全に関する注意事項を事前によくお読みください。作業を開始する前に必ずポンプの電源プラグを抜き、Screenma
ticを引き抜いておいてください(B3)。フィルターは必要な場合にのみ掃除してください。フィルター内の生態系を
最適化するため、化学系洗剤は使用しないでください。これらの洗剤をご使用になると、フィルタースポンジ内の微
生物が死んでしまいます。
Screenmaticシーブの掃除と交換
装置のカバーを開き、タンクを取り出して空にしてください(C1)。必要に応じ、Screenmaticカートリッジを引き
出してください(C2)。この際、シーブカートリッジを上に開き、接続コードのキャップナットをタンク側面から内
側にゆるめてください。タンク側面の内側へ接続コードを通し、Screenmaticカートリッジ側面の固定用フックを押し
込んで取り出してください。Biotec36ではScreenmaticユニットを後ろに押し(C2)、それから引き出してください
。モーターの付いていない側面部品の側面のネジをゆるめてください(C3)。側面部品を取り外し、クランプレバー
をゆるめ(C4)、Screenmaticシーブを前方に引き出してください。Screenmaticカートリッジおよびワイパーを掃除
し、シーブの両側にしっかりと流水をかけて洗浄してください。必要に応じてシーブを交換してください。逆の手順
でScreenmaticカートリッジを再び取り付け、接続コードをタンク側面の開口部に通し、これをキャップナットで固定
してください。
フィルタースポンジの洗浄および交換、基質パイプの洗浄または基質材の交換
装置のカバーを開き、シーブカートリッジを上に開いてください(C5)。フィルタースポンジを掃除する際には、ク
リーニングツール(C6)をスポンジ支持具上にセットし、スポンジを繰り返し絞ってください。必要に応じてフィル
タースポンジを取り出し、きれいな水で洗浄してください。フィルターチャンバーと基質チャンバーの間の板を取り
外してください。排水口のスライドバルブを開き、水が完全に排出されたらこれを再び閉じてください。その後、フ
ィルター内が池水で一杯になるまでポンプのスイッチを入れたままにしてください。再び排水口を開き、水を排出さ
せてください。この洗浄工程を2、3回繰り返してください。基質パイプを取り出し、流水で洗浄するか基質材を交換
してください。基質パイプを再びガイド内に挿入し、フィルターと基質チャンバーの間に板を再び差し込んでくださ
い。シーブカートリッジを再び下へ倒し、フィルターカバーを閉じたうえでポンプのスイッチを入れてください(B3
)。
保管/冬季の保管
水温が8 °Cを下回る場合、または凍結が予想される場合には、 装置の運転を止めてください。
装置内の水を抜きしっかりと掃除をおこなってください。この際に装置に破損がないかを確認してください。スポン
ジ部品および基質パイプをすべて取り外して掃除し、乾燥した凍結のない場所に保管してください。電源プラグを水
中に入れないでください。お子様が近づかない場所に保管してください。フィルター容器に雨水が入らないように覆
ってください。ホース、パイプ類、接続具内の水はできるだけ抜き、空の状態にしておいてください。
消耗パーツ
フィルタースポンジ、基質フィルターおよびScreenmaticシーブは消耗パーツです。このため保証対象外とさせていた
だきます。コードやハウジングが破損した場合、トランスおよびScreenmaticモーターの修理は不可能です。このため
故障の際には交換が必要です。
処分
本装置は各国の法規規制に従って処分してください。不明な点がございましたら専門取扱店までお問い合わせくださ
い。
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